HANATECH_EARPADS
6月12日
読了時間: 2分
更新日:6月15日

ハナテクは、いけばなで培った素材の見つめ方や表現方法を起点に、電子機器の新たな楽しみ方を実験する井上のオリジナルシリーズである。
OTOTEN2026では、ヘッドホンのイヤーパッドを主役の花材とした新作を発表。普段は単体で意識されることの少ないその造形や素材に光を当て、再構成を試みる。
音を届ける役割を担うイヤーパッドたちが、まるで生命のように立ち上がり、ブースG606の空気や響きに呼応しながら、空間の中で静かに共振する。
井上千聖(いのうえ ちさと)氏 プロフィール

いけばな草月流師範。
ソニー株式会社にてヘッドホンおよびアプリの企画に携わった後、現在はSoVeC株式会社にて音のXR領域の体験設計・ビジネスプロデュースを行う。
企業活動と並行し、いけばな作品や空間美術の制作にも取り組む。電子機器と植物という異質な要素を組み合わせ、無機と有機の「あいだ」に立ち現れる違和感と調和を主題に表現を探求。
いけばなの思想と現代テクノロジーを横断し、空間表現やインスタレーションへと活動領域を広げている。主な実績に、第96回「全日本いけばなコンクール いけばな大賞 準特選」(2023年)受賞、「ユーバランス|舞台芸術祭」(2025年)にて空間構成を担当、ソニーの1000Xシリーズ10周年記念プレミアムモデル「1000X THE COLLEXION」の日本向けキービジュアルを担当(2026年)。
Instagram: https://www.instagram.com/chisato.iu
